岡歯科医院桃谷おとなこども歯科・矯正歯科

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砂糖が歯にもたらすこと

こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

 

甘い物を食べると虫歯になると昔から言われています。

虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、食べ物に含まれる糖分を栄養に酸を生みだし、歯を溶かしていきます。

歯は虫歯菌が発する酸に弱く、食べ物を食べている時間が多ければ多いほどに歯の表面が溶かされた状態となり、

そして、これらの状態を「脱灰」と呼び、この脱灰の状態が長く続く場合は、虫歯リスクが高まります。

 

しかし、人間の身体は修復する能力を持ち、唾液に含まれるリンやカルシウムを歯が吸収し、酸によって溶かされた

歯の表面を修復していきます。

この働きを再石灰化と呼び、お口の中の環境を20分~30分かけて元の状態に戻す力があります。

 

この「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れると虫歯リスクが高まり、砂糖の取りすぎは両者のバランスを崩す要因となります。

 

虫歯にさせないためには、糖分を摂取する機会をコントロールし、毎日のセルフケアが重要となります。

特に自分では上手く歯磨きのできない年齢のお子さんには、仕上げ磨きをしっかりと行いましょう。

 

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