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こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
歯科検診などでよく歯医者さんが言っている「C1」「C2」とは何のことでしょうか?
「C1」「C2」…それは「むし歯の進行具合」を示す言葉です 🙂
Caries(カリエス)=虫歯 の頭文字をとって進行具合をレベルで示しています。
Cの後ろにつく数字は0から4までの5段階で、C0、C1、C2、C3、C4となります。
「C0」…自覚症状は全くない状態です。
治療はできるだけせずにフッ素を塗り再石灰化することを試みます。
「C1」…歯の表面(エナメル質)に小さな穴があいた状態で、
エナメル質には知覚がないので痛みはありません。
基本的には皆さまに歯磨きをがんばってもらい経過観察にします。
再石灰化してくれれば削らずに済みます。
もし治療になってもあまり痛みを感じることなく治療ができます。
「C2」…穴が象牙質まで進行した状態で、冷たいものや熱いものがしみるようになります。
できるだけ早く歯科を受診する必要があります。
治療の際は麻酔をする場合が多いです。
「C3」…神経までむし歯が進行した状態で、歯髄炎をおこし激しい痛みがでます。
むし歯が神経まで達しているので治療に回数がかかります。
炎症がひどいときは麻酔が効きにくくなります。
「C4」…むし歯が歯根まで進行した状態で、歯を抜かなければならない場合が多いです。
歯を抜いたままは噛み合わせなどお口の健康に良くない場合がある為、
抜いた後の相談も必要となります。
入れ歯やインプラントをする場合は治療回数が何度かかかります。
C1までは歯へのダメージが最小限で済みますので、
進行してしまう前にしっかりケアするのがオススメです 🙂