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こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
顎が小さいと小顔になれて嬉しいですよね。
しかし、顎の小ささが歯並びに影響を与えることをご存知ですか?
近代の日本人は顎が小さくなっていると言われています。
随分昔、火を使う前の人類の祖先は食べ物が硬く咀嚼力が必要だったため、
非常に分厚い咀嚼筋を頭頂部全体で支えていたと言われています。
火を使い食べ物を柔らかくできるようになり、
咀嚼筋がそれほど必要ではなくなっていくにつれ、
その分厚い咀嚼筋は退化していったようです。
そして近代の日本では欧米化が進んだ昭和以降に、
日本人の顎の小ささは顕著になってきています。
食べ物が欧米化しさらに柔らかくなったことでしっかりと噛む機会が減り、
ますます顎が小さく細くなってきていると言われています。
ハンバーグやオムライスなどは典型的な噛まなくてよい食べ物と言っていいでしょう。
歯の大きさに対して顎が小さいと、歯が綺麗に並びきれません。
そのため、歯並びが乱れてしまうのです。
歯列矯正で抜歯が必要になることが多いですが、その理由は
小さい顎に歯を綺麗に並べるためのスペースが必要になるためです。
顎が小さいことは嬉しいこともありますが、歯並びが気になる方は
かみ合わせのためにも矯正のご相談をおすすめします。