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こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
現在コロナウイルス感染症に伴い、うがいをすることが増えました。
もともと風邪やインフルエンザなどが流行の時期には
うがいをこまめにされている方も多いのではないでしょうか?
以前からうがいをする習慣がある方は素晴らしいですね 🙂
うがいについてですが、うがい薬を使った方が良いのか
水だけでも十分なのかと疑問に思われている方もいるかもしれません。
最近では、「ポピドン・ヨード」のうがい薬がすすめられることがありました。
薬局では一時的に品切れになったりしましたね。
「ポピドン・ヨード」のうがい薬は感染予防に効果があるのでしょうか??
2005年に発表された京都大学保健管理センターの研究報告の論文があります。
テレビやWEBでも広くとりあげられ、ご存知の方も多いかもしれません。
健常者のうがいの風邪予防効果を検証したものです。
18施設387名を
「水でうがい」
「ポビドン・ヨードでうがい」
「特に何も指示しない」の3グループに分けて、60日間追跡調査しています。
結果は、水でうがいすることによって、風邪発症が4割抑えられました。
一方、ポビドンヨード(ヨード液)でうがいした場合には、
有意な予防効果は認められなかったとのことでした。
水道水に含まれる塩素の影響や、ポビドンヨードによる常在菌の
殺菌などの考察がありますが、なぜそのような結果になったかの
メカニズムに関しては、この研究では明確に分かっていません。
うがいを行うことに効果が認められ、うがい薬の使用については
重要でないことが分かる研究となりました。
但し、殺菌・消毒のために使用するうがい薬としては「ポビドンヨード」が主流です。
のどの炎症など内科ですすめられた場合など、医師の指示には必ず従うようにしてください。
最近では様々な情報が出回っています。
うわさや都市伝説ではなく、データに基づいた意見を参考にしてくださいね⭐