こどもの仕上げ磨きは何歳まで必要?年齢別の目安
- 2026年10月10日
- こどもの歯

仕上げ磨きはいつまで続ければいいのか、迷う保護者の方は多いです。一般的には10歳ごろまで毎日続け、永久歯が生えそろう12歳ごろまでは点検を続けるのが目安とされています。当院では、お子さまの定期健診を1〜3か月ごとにご案内しており、歯みがきの悩みもその場でご相談いただけます。
この記事の要点
- 毎日の仕上げ磨きは、10歳ごろまでが目安とされています
- その後も12歳ごろまでは、週に数回の点検がおすすめです
- 当院では、検査の結果をもとに1〜3か月ごとの健診をご提案しています
仕上げ磨きはなぜ必要?
仕上げ磨きが必要なのは、お子さまが自分だけで歯のすみずみまでみがくのは難しいためです。歯ブラシを細かく動かす手先の力は、小学校の中学年ごろまでかけて育つとされています。本人は「みがけた」と思っていても、奥歯の溝や歯と歯ぐきの境目には汚れが残りやすいのが一般的です。「もう小学生だから」と年齢だけで区切らず、お子さまのみがき方を見ながら少しずつ手を離していくのがおすすめです。
年齢別・仕上げ磨きの目安
0〜2歳ごろ:歯ブラシに慣れることから
この時期は、きれいにみがくことよりも、お口を触られることに慣れるのが目標です。歯が生え始めたら、機嫌のよいときに短い時間で大丈夫です。ひざの上に寝かせて、歌をうたいながら数秒ずつ触れるところから始めていただけます。
3〜5歳ごろ:自分みがきのあとに仕上げを
自分でみがく練習を始め、そのあとに保護者の方が全体を仕上げる時期です。乳歯の奥歯が生えそろい、歯と歯のあいだに食べかすが詰まりやすくなるとされています。まずお子さま自身にみがいてもらい、「上手にできたね」と声をかけてから仕上げに入ると、嫌がりにくくなります。当院の健診では、歯科衛生士が仕上げ磨きのときの歯ブラシの持ち方を実際にお見せしています。

6〜9歳ごろ:生えかわりの時期こそ丁寧に
小学校の低学年は、仕上げ磨きをやめずに続けたい時期です。乳歯と永久歯が混ざって歯の高さがそろわず、歯ブラシが届きにくい場所が増えるためです。なかでも6歳ごろに奥に生える最初の永久歯(6歳臼歯)は、生えきるまで背が低く、みがき残しやすいとされています。奥歯だけでも毎晩確認していただくと安心です。「もう小学生だから」と仕上げをやめたあとに奥歯のむし歯が見つかる、というご相談を当院でもよくいただきます。
「うちの子、ちゃんとみがけているかな」と気になる方へ
みがき残しやすい場所は、お子さまの歯並びや生えかわりの進み具合で変わります。こどもの定期健診のときに、気になることをお聞かせください。
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10〜12歳ごろ:毎日の仕上げから「点検」へ
10歳ごろからは、毎日の仕上げ磨きを少しずつ「点検」に切り替えていく時期です。自分でみがく力がついてくる一方で、永久歯が生えそろう12歳ごろまでは奥歯のみがき残しが出やすいとされています。週に数回、寝る前に「奥歯だけ見せて」と声をかける程度で大丈夫です。嫌がる年ごろでもあるので、無理に続けるより、歯科医院でのチェックに任せる方法もあります。
桃谷おとなこども歯科では
「仕上げ磨きを嫌がって、毎晩けんかになる」というご相談は少なくありません。桃谷おとなこども歯科・矯正歯科(岡歯科医院)では、お子さまの歯科診療を、歯医者に慣れることから始めています。泣いてしまっても大丈夫です。無理に進めず、椅子に座る練習から始めるお子さまもいます。
おうちでのケアにつなげやすいよう、その日にしたことと、気をつけてほしいことを連絡帳に書いてお渡ししています。保護者の方が付き添えない日も、お口の様子が分かります。「次はいつ来ればいいですか」というご質問には、検査の結果を見て1〜3か月のあいだでご提案しています。
お子さまの健診のついでに、保護者の方も歯のクリーニングを受けていただけます。ご家族で同じ時間帯に予約を取りやすいよう、診療台7台の体制で診ています。待ち時間はキッズスペースで過ごせるので、ごきょうだいを連れての受診にも使っていただけます。
よくある質問
仕上げ磨きは1日何回すればいいですか?
夜寝る前の1回を優先していただければ大丈夫です。寝ているあいだは唾液が減り、むし歯の原因になる菌が増えやすいとされているためです。朝や昼は、お子さま自身のみがきだけの日があってもかまいません。
仕上げ磨きを嫌がって泣くときはどうすればいいですか?
短い時間で切り上げて大丈夫です。眠くなる前の機嫌のよい時間に変える、上の前歯の真ん中にある筋に歯ブラシを当てないようにする、といった工夫で落ち着くことがあります。毎回すべての歯をみがけなくても、続けることが大切です。
こどもにもフロスは必要ですか?
歯と歯のあいだがくっついている場所には、フロスを使うのがおすすめです。歯ブラシの毛先は歯と歯のあいだに届きにくいとされています。持ち手のついたこども用のフロスなら、仕上げ磨きのときに使いやすくなります。
こどもの定期健診は費用がかかりますか?
当院のこどもの定期健診は保険診療で、大阪市のこども医療費助成に対応しています。1回の時間は約30〜45分です。窓口でのご負担は、お住まいの自治体の助成内容によって変わります。
まとめ
- 仕上げ磨きは、10歳ごろまで毎日続けるのが一般的な目安です
- 永久歯が生えそろう12歳ごろまでは、奥歯を中心に点検を続けると安心です
- 6〜9歳の生えかわりの時期は、みがき残しが増えやすい時期です
- 嫌がるときは、寝る前の1回を短い時間で続けるだけでも大丈夫です
毎日完璧にできなくても大丈夫です。おうちでの仕上げ磨きと歯科医院での健診で、お子さまの歯を一緒に守っていきましょう。
仕上げ磨きの悩みは、健診のついでにご相談ください
泣いてしまっても大丈夫です。まずは慣れることから始められます。JR桃谷駅から徒歩1分です。
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この記事の監修
院長 岡 哲史岡歯科医院 桃谷おとなこども歯科・矯正歯科
2007年大阪歯科大学卒業。2019年に当院を開院。米国歯内療法学会所属、東勝山小学校校医。「分かってから治療を受けてもらう」ことを大切にしています。
公開日: 2026年10月10日 最終更新日: 2026年10月10日
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